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腰痛と水中歩行
腰痛には適度な運動が良いと言われますが、無理に体を動かすことは、逆に腰を悪化させてしまうことがあります。
そのためには、出来るだけ腰に負担のかからない運動が良いのですが、その中でも特に水中歩行はお勧めです。
私達は水の中では浮力がかかり、腰にほとんど体重の負担がかからなくなります。それを利用して水中でゆっくり歩くと良いでしょう。また歩くことによって水の負荷もかかるため筋力もつき、腰が丈夫になります。
水中歩行は、腰に負担はかかりにくいですが、水の抵抗があるため長時間行うと疲れてしまいます。そのため時間を決めて行うと良いでしょう。初めての方でしたら水中歩行は、30分以内にしてください。
歩行を行うときは、いつもより大股にゆっくり歩きます。そして手も大きく振り、多少オーバーに歩くといいでしょう。つま先からではなく、かかとから着地することでますます腰の負担をかけないようにします。自分のペースで無理のない範囲で楽しまれてください。
通うプールによっては難しいかもしれませんが、歩行の際の水の高さは、胸からおへそまでの高さが理想的だと言われています。また温水プールの方が体が温まりやすく筋肉がほぐれやすいと言った点でも最適です。
慣れてきたら自分の腰の様子を見ながらになりますが、スイミングやアクアビクスを行ってみるのもいいかもしれません。しかし、痛みや無理が生じたりしたときは速やかに中止してください。
年齢に関係なく水中での運動は、腰痛予防にかなりお勧めです。
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